鍼治療とは
古代中国より発展してきた東洋医学の一つです。
全身に存在するツボや筋肉に鍼を打つことで血液の流れを良くし、ヒトが本来もつ自然治癒力を最大限に引き出すことができるため、昔から様々な病気や怪我の治療に使われてきました。自律神経の乱れや内臓機能の乱れを正常に整える効果もあり、西洋医学だけでは根本的な解決ができない分野の治療を得意としています。近年ではWHOにも治療効果として認可されたこともあり、ますます注目されている治療法です。
もともと日本には西洋医学が強く浸透していました。
レントゲン撮影、エコー診断、投薬、ブロック注射、手術など、皆さんもご存じだと思います。
私は西洋医学を基本とする「柔道整復師」の資格も有しておりますので、西洋医学の素晴らしさと確かなエビデンスは勉強すればするほど尊敬に値します。実際、ピアーズ鍼灸整骨院の治療の組み立てもまずは西洋医学から考えることのほうが多いです。
ところが実際の患者様の症状を詳しく診ると、西洋医学だけでは対処しきれないことはたくさんあります。
現代において、不調を訴えてこられる患者様の9割は西洋医学だけでは改善しなかったパターンに当てはまります。
東洋、西洋どちらかの偏った考え方では、患者様のニーズに最大限お答えするのは不可能です。
当院では、必要な治療を選択したうえで、患者様のお悩み解決のフルサポートを徹底します。
ピアーズ鍼灸整骨院の鍼治療
姿勢や骨格のゆがみを改善しようとしても、その邪魔をしてくるのが筋肉です。
不調の原因の9割超は筋肉が関係しています。ピアーズ鍼灸整骨院では、この原因を明確にして、はり治療を施します。
鍼を打つとどうなるのか?
負担が蓄積し続けた筋肉は、血液循環量が低下して患部が硬くなり、それが長期化し悪化していきます。そうすると、痛みの原因である疼痛誘発物質が患部の組織中に滞り、痛みや不調、その他さまざまな症状の悪化を招きます。また、体の栄養素を運んでいるのは血液である為、患部が栄養失調のような状態になってしまうというわけです。
そのような筋肉に鍼を打ち、血液循環を改善させることにより、疼痛誘発物質の排除を促進し、同時に血液中の栄養の運搬機能が上昇し筋肉のコンディションを上げることができます。簡単に説明をすると、このような仕組みです。
症状によって鍼治療も様々なので、カウンセリングの際に丁寧にお伝えさせていただきます。
治療後のだるさについて
治療後、一時的に体にだるさや眠気などの症状が出てくることがあります。
治療した患部の血液循環量が著しく増加したために生じる、鍼治療独特の反応です。治療の効果が現れている証拠でもあります。時間の経過とともに消失していきますので、ご心配なさらないでください。
もしだるさなどが出た場合には、激しい運動を避け、水分をこまめに摂取し、手足を温める、早めに寝るなど、しっかりと休養をとることで回復が早まります。